【原加奈子ガラス展@東京ミッドタウン】Sep/2022 – Sony α7RIV + ズミルックス 50mm Asph. –

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原加奈子ガラス展「せかいにひとつだけ」@東京ミッドタウン

友人のガラス作家 原加奈子さんのガラス展「せかいにひとつだけ」にお邪魔してきました。
アクセスの良い「日本橋 木屋 東京ミッドタウン店」で2022年9月27日(火)まで開催されているので、ご興味のある方はぜひご覧ください^^

ポジション×レベル×アングルの復習

前回は写真の「ポジション×レベル×アングル」に関するお話をしたので、今回はできるだけその復習になるような内容で写真をご紹介したいと思います。

まずは入口。アイレベルの水平アングルですね。
50mmの単焦点レンズだったので、お店のエントランスが額縁構図になるように、吹き抜けを挟んだ向こう側の通路まで移動して撮影しました。

当ブログではカメラをカメさんと呼んでいますが、ガラスのカメさんもかわいらしいですね♪
泳いでいる雰囲気が伝わるような構図を探して撮った一枚です。ハイアングルで少し上から撮っています。

こちらは木にとまった小鳥さん。
まずはハイアングルで見下ろして、ちょこんとしたかわいらしさを表現してみました。

こちらはローレベルからのローアングルで見上げてみました。
先ほどの鳥さんとは表情が違って見えますね。心持ち凛々しい表情に見えます。
ガラスに木目が彫られていて、芸の細かさを感じました。

こちらは月見兎。
これからのお月見の季節にもってこいですね^^
一枚目は作品の全景が分かり、かわいらしく見えるハイアングルの写真を撮りました。

二枚目は、お月さまの求心力を感じられるようなイメージにしてみました。
お月さまにピントを合わせてうさぎさんをボカシつつも、うさぎさんの輪郭がある程度残るように、ボカシ過ぎないように絞りを調整しています。周辺光量を少し落として、視線が中心のお月様に集まるように意識してみました。

こちらは個人的に気になったペンギンさん。
正面からのシルエットを見せたかったので、正面から水平アングルで撮影しました。
背の高さの違いから親子ですかね^^
ハイアングルやローアングルで撮ると、背の高さの違いが伝わり辛くなるかと思います。

こちらは小さな子ネコちゃん。
小さいのでMFでのピント合わせがシビアでしたが、上手く目にピントが合いました。
ローレベルからのローアングルで、下から見上げているので、こちらも凛々しく見えてくるようです。牛柄のような茶色と黒の模様も綺麗だったので、色が出るようにコントラストを上げています。

こちらはブラックライトに反応する電球型のキーホルダー。
電球でいうフィラメント部分にピントを合わせることや、色が綺麗に出るように仕上げています。周辺光量も大胆に落としていますね。

こちらはペンダントやピアスなどのアクセサリー。色がとても綺麗ですね。
撮影している傍ら、何人かの方がお持ち帰りされていました^^

最後にアクセサリートレー。
こちらは撮影技術というよりは、F1.4のズミルックスらしい、とろけるようなボケを活かしてみました。水彩画のような繊細な柔らかさになりつつも、ピントの合っている部分は浮き立ってきます。

まとめ

展示されている作品は動きがなく、光も店舗の照明なので変化がありません。
このような場合は、撮影者が積極的に変化を出していかないと、どれも同じような写真になりがちです。

最後の写真のようにボカシた写真ばかりだと、実際にどのような作品なのかが伝わりませんし、作品全体を写すような写真ばかりですと、作品のどこに魅力を感じたのかが伝わりません。

カメさんを使っての撮影は、自分が感動したポイントを伝えることが大切だと思うので、自分なりの正解を探しながら撮影してみると楽しいかと思います♪

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