前回
先日「ライカ ズミルックス 35mm Asph」の新型のお話をしました。
基本来な光学は変わらないのですが、40cmまで寄れるのが大きな変更でした。
基本的に70cmまでしか寄れないライカのレンジファインダーレンズとしては、中々助かる変更なのですが、円安の影響もあり定価も約10万円上がってしまいました。
いつも通り発売後にすぐに売り切れてしまったので、実物を見る機会もなく、個人的にも見送りの結論となったのですが・・・
旧型のスペシャルセール
マップカメラさんのLINEで、ハロウィンセールのお知らせが届きました。
なんとなく目を通していると、旧型(今までの現行型)の中古美品がかなりお手頃な金額(新型の半額強)で売りに出ていたので、出先の電車の中でポチっとしました。
35mmのズミクロンを下取に出したので、更にその半分ちょっとの実費で済みました^^
納品
マップカメラの下取は、後から配送でOKなので、すぐに納品されました。
フードを付けると上のような感じになります。
フードを外すと少しコンパクトに。
M型ライカのレンズにしては若干大きな部類に入ると思いますが、個人的には全く気にならない大きさです。
ズミルックス 35mmと50mm
愛用している50mmのズミルックスに加えて、35mmのズミルックスが揃いました。
基本的には、レンズはこの2本で十分かなと思っています。
欲を言えば28mmのズミルックスが付いていて、マクロやオートフォーカスも使えるLeica Q2があれば便利だと思いますが、予算的にもしばらくはなさそうです。Q3が出るとすればかなり気になりますが!
他のレンズですと、下記が気になりますね。
- ライカ エルマリート F2.8 28mm
- フォクトレンダー ノクトン F1.4 21mm
- フォクトレンダー ノクトンF1 50mm
- フォクトレンダー アポランター F2 35mm & 50mm
ノクトンの21mmが一番面白そうですが、M10-Rのレンジファインダーで使う場合は別途外付けのファインダーを購入するか、背面のライブビューでしか使えないので、ちょっと考えてしまいます。a7RIVでの運用の方が向いてる気もしますが、そうするとEマウントバージョンもありますしね。
大きさの比較
大きさを比較すると、今回手放した35mmのズミクロンが一回り小さいですね。
ズミルックスは35mmも50mmも長さはほぼ同じで、35mmの方が少し太い印象です。
どちらにしろどれもコンパクトで助かります。
個人的には、新型のズミルックス35mmよりも、こちらの旧型の方がデザインは好みです。
使用感
かれこれ1か月程度使った感想は次のような感じです。
- 画角以外は50mmのズミルックスと同等の描写
- パープルフリンジが激しく出るので現像で要修正
- レンジファインダーだと50mmよりも35mmの方が使いやすい(個人的に)
50mmのズミルックスが好きな方でしたら35mmも気に入る描写だと思います^^
写真も勿論大好きですが、それを作る機材も面白いですね。
機材が変わることで自然と写真表現が変わるのも楽しいです♪
今回もマニアックな話をありがとうございました。
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