【News】新型 Leica Summilux-M 35mm f/1.4 ASPH 11726 FLEII(ライカ ズミルックス35mm)

NewSummilux35mm ライカ

ライカのお話

ドイツのカメラメーカー、ライカに関するお話です。
マニアックな内容ですので、ライカ好きな方と共有できれば幸いです^^

新しいズミルックスの35mm

Summilux(ズミルックス)と言えば、開放F1.4(F1.7もありますが)のライカの明るいレンズです。
とろけるようなボケや、繊細な描写が特徴で、個人的に一番好きなレンズです。

50mmのSummiluxを所有しているのですが、35mmは敢えてSummicron(ズミクロン)を購入して使用しています。Summicronがどんなものか知りたかったのが大きいです。

そんな中でもやはり35mmもSummiluxに買い替えたいなーと思う日々。
何度もポチる直前までいきましたし、つい先日もマップカメラで試写してきた次第です!
そしてこのレンズにフィットするE46のLeicaのフィルターは美中古が安く出ていた時に購入済みです(笑)

現行のSummilux-M 35mm

その「Summilux 35mmの新型が出る!」というニュースが昨日目に飛び込んできました!
Leica Rumorsという、ライカの有名な情報サイトに掲載されています。

Leica Rumorsの掲載情報をお借りしました。

ここまでハッキリと出ているので、発表・発売も時間の問題でしょう。年内発売かもしれません。
掲載されている情報は次のようなものです。

  • 光学系やフィルター径に変更は無い
  • Live View(背面モニター)やEVFの使用で40cmまで寄れる
  • レンジファインダーでは通常通り70cmまで
  • 絞り羽根が9枚から11枚になりボケが改善
  • 一体型で引き出しできるフード
  • ドイツ製
  • 現在発売中のものと差し替えとなる

個人的には好感の持てる改良でした。特にLive Viewとは言え40cmまで寄れるのはありがたいですね!テーブルフォトでの70cmは辛いので、いつもふんぞり返ってLive Viewを見ながらピーキングを確認している私としては大分撮るのが楽になります。35mmの万能な画角なので、M10-Rとこれ一本でかなりのことが賄えそうです。

ちなみに最近発売されたApo Summicron 35mmは30cmまで寄れますが、M型ライカはレンジファインダーなので、レンズは基本的に70cm~1mが最短撮影距離になっています。

デザインは実物を見ないとなんとも言えませんが、ちょっとポテッとした印象ですね。スリムな50mmのSummiluxの方が好みですが、果たして実物はどうでしょうか。フードが内蔵されたのは個人的には嬉しいです。クルッと回して引き出すだけなので、便利なんですよね。

価格は?!

新型の価格の記載はありませんでしたが、現行のSummilux 35mmの価格は・・・

  • ブラック:715,000円
  • シルバー:737,000円

ライカは毎年のように値上がりしているので、値段を見るのが怖いですね。

現状最高峰の35mmレンズのApo Summicronは1,100,000円。

Apo Summicron-M 35mmm


昨今の円安の影響もありますが、対ユーロは米ドルほどではないので、750,000円ぐらいに収まってくれると嬉しいですね。

Summicron 35mmを売却しても500,000円以上は足が出そうですが、長い目で見ればペイできる投資ではあります。Summilux 50mmも5年前に新品で購入したので同じぐらいの金額でしたが、今でも大好きな絶対的なレンズです。

大人気のApo Summicron 35mmは予約しても「2年待ち?」「3年待ち?」という話です。
Summilux 35mmも同じような運命になる可能性があるので、買うなら早くしないと手に入らなくなるのがライカの怖い所です。

まとめ

開放f/1.4のM型ライカのレンズ「Summilux(ズミルックス) 35mm」の新型がリークされたというマニアックな記事でした。私が一番欲しいレンズがこの35mmのSummiluxなので、個人的にはビッグニュースです!

「Live View使用で40cmまで寄れて、ボケが改善されて、フードも一体型になった」ということですので、個人的には好感度の高い改善でした。

光学系は変わっていないとのことなので、基本的な写りはあまり変わらないと思いますが、元から性能の高いレンズなのでそこはあまり気になりません。Apo Summicronのような精密な写りが必要な方は、Apoを選べば良いと思います。

Summiluxはやはり情緒とか、しっとりとした艶やかさというか、そういう浪漫を感じされてくれるのが魅力なレンズだと思っています。

実際に発表されるまで、楽しい悩みを続けたいと思います(笑)

2022/9/16追記(公式発表有り)

昨日の朝公開した本記事ですが、この日の夜にライカからのメールが届きました!下記のような内容です。

詳細を見ると、すでにWebに公開されていました。
内容的にはRumorの内容通りでしょうか。

品名が「Leica Summilux-M 35mm f/1.4 ASPH FLEII」になったようなので、現行機種の二回目のマイナーチェンジという位置づけのようです。

日本価格はまだ発表されていないようですが、ドルベースですと、ブラック5,395ドル、シルバー5,595ドルで発表されているようです。
現行モデルが5,995ドルなので、嬉しいことにドルベースではまさかの600ドルの値下げのようですが、果たして日本円はどのようになりますでしょうか?!

海外ではプレオーダーも始まっているようです。
続報を待ちたいところですね!

2022/9/16再追記(発売時期・日本円価格発表)

Leica Store Japanの情報が更新されました。

2022年10月発売で日本価格はブラックが814,000円、シルバーが836,000円とのことです。
ドル価格からすると1ドル150.88円換算なので、やはり為替の影響が大きいですね。
現行から約10万円の値上げなので中々厳しいところです。

最短40cmを求めなければ、中古で50万円代の現行(FLEI)を狙う方も多いかもしれませんね。
香港価格によっては個人輸入を検討される方も?!

悩ましい所も含めてライカライフを楽しみたいところです。
旅行は行くまでも楽しいとの同じかもしれませんね(笑)

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