【初心者向け】カメラの選び方 Vol.4 ～画素数について～

カメラを片手に生きることで人生の楽しみが10倍になりました♪
同じようにカメラ（以下カメさん）を手にして人生が豊かになる人が増えると嬉しく思い、自分なりにカメさんとの付き合い方を書いていこうと思います。

カメさんとお付き合いするには、カメさんのことをちゃんと理解する必要がありますね。
一癖あるので慣れるまでは気難しく感じるかもしれません（笑）
が、分かるととっても付き合いやすいと思います^^

前回まで

これまで一眼レフとミラーレスの違いやメリット/デメリット、センサーサイズについて書いてきました。ご興味のある方はご覧ください^^

今回は画素数についてお話ししたいと思います。

「このカメラは2400万画素」、「この新発売のスマホは1200万画素」等といった表記を目にしたこともあるかと思います。

前回お話したカメラのセンサーやPCのディスプレイ、TVのモニターなどは、小さな点(ピクセル)が集まって文字や画像、映像が表示されています。

例えば、最近増えてきた4K TVでは、横に3840個のピクセル(点)が並び、縦は2160個のピクセル(点)が並んでいます。4Kとは4 kilo(キロ)のことで「4000」を意味します。横のピクセル数が約4000ピクセル(正確には3840ピクセル)なので4Kと呼ばれていますね。

この一つ一つのピクセル(点)のことが画素になります。

先ほどの4K TVですが、横4096ピクセル(画素)と縦2160ピクセル(画素)を掛けると829万4400ピクセル(画素)になります。
→ 3840×2160＝8,294,400ピクセル(画素)

つまり4K TVの画素数は約830万画素になりますね。

【参考】
画素数についてはWOWOWのサイトが分かりやすかったのでご紹介いたします。

4K TVを参考に画素数について説明してました。
では、身近なiPhoneの場合は如何でしょうか？

今現在で一番新しいiPhone 13の画素数は1200万画素です。
4000画素×3000画素＝1200万画素ですね。

iPhoneの場合は画素数に拘っていないので、初代SEや6Sから変わっていません。

4K TVの830万画素より大きいので、iPhoneで撮影した写真を4K TVで見ると、画面一杯に表示させることができます。つまり、4K TVで見るぐらいなら1200万画素のカメラでも対応できますね！

ちなみに8K TVの場合は3300万画素必要なので、iPhoneで撮った写真は小さく表示させるか、画質を落として引き延ばす必要がでてきます。

一昔前のカメラの画素数はiPhoneと同じ1200万画素が主流でした。
前回お話ししたセンサーサイズにもよりますが、一眼カメラでは倍の2400万画素が現在のスタンダードだと思います。

6000画素×4000画素＝2400万画素
4Kのように考えれば6Kということになりますね。

ちなみに私が今持っている&持っていたカメラの画素数は下記の通りです。

写真の2機種は8Kの3300万画素を超えているので、8K TVでも画質を落とすことなく全画面で表示させることが可能です。

では、高画素ならメリットばかりなのでしょうか？
高画素のメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

●高画素のメリット

●高画素のデメリット

一般的には2400万画素程度を選べば問題ないと思います。

2400万画素を超える高画素機をおススメするのは、次のような方でしょうか。

1200万画素ですと、物足りなさを感じる人が多いと思います。
(Sony α7SIIIのように暗所撮影に強くするため、敢えて低画素にしているカメラもあります)

私見ですが、ご参考まで^^